ED治療には薬剤を用いた短期的な治療方法もあれば、機器を用いた根治的な治療方法もあります。
薬剤治療は効果がすぐに現れますが、一時的なものでまたすぐに消えてしまいます。
機器での治療は複数回の通院が必要にはなりますが、薬剤治療よりも長く効果が持続し、
持病のため薬が飲めない方や薬の副作用が心配な方にも安心していただけるため、Dクリニック新宿では機器での治療を行っております。
ED(勃起不全)とは?
はじめに、ED(勃起不全)について詳しくご説明いたします。
十分な勃起が得られず
満足な性交渉ができない状態
ED(勃起不全)とは、勃起機能の低下のことを指します。具体的には、性交渉時に勃起しなかったり、十分な硬さにならなかったり、勃起を維持できなかったりする状態のことをいいます。「満足な性交渉ができているか」がポイントで、勃起するか不安・たまに勃起しないなど、患者さまご自身が勃起に満足できていない場合もEDといえるのです。
日本人男性の4人に1人がED
日本では、EDに悩んでいる男性が、およそ4人に1人いるといわれています。「勃起が十分でなく、性交渉ができないときがある」というような中等度のEDと、「勃起せずに性交渉ができない」という重度のEDを含めると、およそ1,130万人の男性がEDに悩んでいることになります。EDは他人事ではなく、意外と身近に潜んでいる問題なのです。
内服薬やED治療専用機器によって治療可能
EDは男性にとって身近な問題とお伝えしましたが、内服薬やED治療専用機器によって治療することが可能です。EDかもしれないと不安に感じられたら、早めにクリニックを受診しましょう。「また勃たないかもしれない」と一人で悩みを抱え続けていると不安がだんだん膨らんでいき、焦りやプレッシャーが生じて体に良くない影響を与える悪循環に陥ってしまいます。EDは男性なら誰でも起こり得る症状ですので、深く悩みすぎず、まずはお気軽にご相談ください。※Dクリニック新宿は、内服薬単体での処方はしておりません。ED治療専用機器での治療に併用して処方する場合がございます。
ED(勃起不全)の原因とタイプ
次にEDの原因についてご説明します。
EDは原因ごとに4つのタイプに分けられます。
1心因性ED(30代・40代に多い)
精神的なストレスが原因のEDを「心因性ED」といいます。ストレスがたまると、性的興奮がうまくペニスに伝わらず勃起しにくくなります。仕事や夫婦関係をはじめとした日常生活でのストレス、性交渉がたまたまうまくいかなかったときのトラウマなど、さまざまな理由から心因性EDを発症します。「また失敗するかもしれない」といった不安が、さらにストレスとなりEDが悪化するといった、悪循環も考えられるのです。
2器質性ED(50代に多い)
動脈硬化や神経の障害が原因のEDを「器質性ED」といいます。動脈硬化は血管が硬くなる病気で、進行すると血管が十分に広がらなくなるため血液の循環が悪くなります。その結果、男性器の海綿体(スポンジ状の勃起性組織)に十分な血液が流れ込まず、EDを発症します。特に糖尿病・高血圧・高脂血症の方は、動脈硬化が進みやすいので注意が必要です。また、神経を障害する病気(脳腫瘍、脳出血、脳外傷、脊髄損傷、アルツハイマー病、パーキンソン病など)をお持ちの場合は、性的興奮が神経を通って陰茎までうまく届かず、EDになってしまう可能性があります。
3混合性ED(50代・60代に多い)
心因性ED・器質性EDを併発しているのが「混合性ED」です。現在では、精神的な不安だけが原因・身体的な問題だけが原因のEDよりも、精神的な要因と身体的な要因が合わさった、混合性EDを発症する方が多いといわれています。
4薬剤性ED(年齢関係なし)
服用されているお薬によって、EDを発症してしまう可能性があります。これを「薬剤性ED」と呼び、下記のような薬を服用されている場合に、起こることがあります。
薬剤の詳細を確認する
- 【中枢神経に働く薬剤】消炎鎮痛剤、解熱、抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗けいれん薬、睡眠薬を含む向精神薬
- 【循環器系に働く薬剤】利尿剤、不整脈治療薬、降圧剤、高脂血症用剤、血管拡張剤
- 【末梢神経に働く薬剤】鎮けい薬、筋弛緩薬、抗コリン薬、麻酔薬
- 【消化管に働く薬剤】鎮けい薬、消化性潰瘍治療薬、抗コリン薬、麻酔薬
Dクリニック新宿の
ED治療
Dクリニック新宿は、薬よりも効果が長く持続し、副作用や痛みがほとんどないED治療専用機器「レノーヴァ」での治療を行っております。
機器と治療薬での違いをご説明いたします。
Dクリニック新宿では、レノーヴァでの治療を基本としておりますが、必要に応じてED治療薬も処方する可能性がございます。
ED治療薬単体での処方は行っておりませんので、ご了承ください。
「レノーヴァ」は、ED治療専用機器による治療です。EDの原因である男性器の血管の減少や衰えにアプローチします。そのため、EDの原因から改善が見込まれる治療方法になります。「ED治療薬」は、内服薬による治療です。数時間後に性交渉をする予定があり、その際に勃起力をサポートしたい、といった方におすすめの治療です。費用を抑えて手軽に取り入れられますが、一時的な治療方法といえます。
レノーヴァの費用
レノーヴァの1クールにかかる費用は下記の通りです。
Dクリニック新宿は、1回ごとに治療料金をお支払いただいております。
レノーヴァの治療は1クール4回を基本と考えております。初診には診察費として初診費がかかります。
1クール最後の4回目の1週間後に、再度医師の診察がありますが、こちらは費用はかかりません。
※価格は税込みです。
なお、当院では現金またはクレジットカードにてお支払が可能です。
ED治療の最新機器
レノーヴァによるED治療
レノーヴァは、衝撃波を直接患部に照射してEDを治療する専用機器です。
下記のようなお悩みをお持ちの患者さまは、レノーヴァでの治療が可能です。
- ・持病(心疾患・脳疾患など)でED治療薬が服用できない方
- ・ED治療薬を服用しているが効果が感じられない方・効果が薄い方
- ・ED治療薬の副作用が心配な方
- ・効果が一時的な薬の治療ではなく、根本的な治療がしたい方
内服薬によるED治療
EDは、内服薬を用いて一時的に治療することも可能です。薬を飲めば勃起するというわけではなく、性的刺激によって勃起した状態をサポートするような役割になります。性行為が終われば勃起は収まり、勃起し続けるということはありません。
バイアグラ
世界初のED治療薬として誕生しました。性行為の1時間前に服用することで、5時間ほど勃起力をサポートする効果が期待できます。
レビトラ
バイアグラの次に誕生したED治療薬です。性行為の30分前に服用し、長い場合は10時間程度効果が持続します。バイアグラよりも食事の影響を受けにくいように開発されました。また、水に溶けやすい性質を持っているため、即効性のあるED治療薬としても有名です。
シアリス
緩やかな効果が長時間続くED治療薬です。性行為の2〜3時間前に服用します。シアリスは、最長で36時間程度の効果が見込まれるため、1日に複数回の性行為をすることも可能です。
エレマックス
Eremax(エレマックス)は「血管内皮機能の改善」+「男性ホルモンの増加」で男性更年期症状の緩和を目的とし、タダラフィルとトンカットアリを組み合わせたDクリニックオリジナルの製剤です。毎日服用を続けることで精神症状、身体症状、性機能症状の改善が期待できます。男性更年期障害でお悩みの方以外にも、性行為の際に治療薬を服用するのではなく、常時勃起できる状態を目指したい方への服用も推奨しています。
タダラフィルとは
血管を拡張する作用がある医薬品です。血管の弾力性が増すことで勃起しやすくなる効果があります。デイリータダラフィルとして、毎日継続して服用することで、全身の血管を健康に保つことができます。
トンカットアリとは
マレーシアなどの熱帯雨林に自生し、古くから滋養強壮や精力増大の薬として利用されてきた植物です。アルギニンが豊富に含まれており、またアルギニンの吸収を助けるビタミンB6、亜鉛などもバランスよく含まれています。男性のバイタリティーを高め、エネルギッシュな毎日を力強くサポートする効果が期待されます。
効果 |
男性更年期障害の諸症状改善 (性欲の低下・勃起障害の改善、疲労回復、活力UP、苛立ち・不安・神経過敏の緩和、発汗・睡眠障害の改善) |
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副作用 |
まれに以下のような副作用が発生する可能性があります。 頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、倦怠感など |
費用 | 8,800円(税込)/ボトル(30カプセル入り) |
処方 クリニック |
Dクリニック全院 |
よくある質問
- ED治療機器「レノーヴァ」とED治療薬どちらのほうが効果的ですか?
- レノーヴァとED治療薬は、どちらもEDの治療に用いられますが目的が異なります。レノーヴァはEDの原因から改善する治療、ED治療薬は一時的にEDを改善する治療です。将来的にもEDをしっかりと改善していきたい方には、レノーヴァを受けていただく方がよいでしょう。手軽にEDを改善したい、一時的な効果を求めている方にはED治療薬が適しています。ご希望の目的に合った方を選んで治療されると良いかと思います。
- ED治療機器「レノーヴァ」とED治療薬は併用できますか?
- レノーヴァとED治療薬は併用可能です。併用いただくことで相乗効果を見込むことができ、レノーヴァによる治療の途中でも安心して性交渉に望んでいただけます。
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