Dクリニック新宿では、AGA(薄毛)や抜け毛に関連する要素を調べるためのオプション検査を3種類ご用意しております。
AGAになりやすい体質かどうか、より良い治療法はなにか、などを知ることが出来ます。

「AGAリスク遺伝子検査(AGA関連遺伝子発現量の測定)」の受付をクリニックで開始いたします。
※当グループクリニックが聖マリアンナ医科大学と他医療機関に先駆けて実施する最先端の検査です。

検査の目的

男性型脱毛症(AGA)の原因には5αリダクターゼという酵素が深く関わっており、この酵素がジヒドロテストステロン(DHT)を産生します。
このDHTは毛乳頭細胞などに存在するアンドロゲンレセプター(AR)に結合し、毛根を強力に萎縮させてしまうシグナルを発信して、脱毛が起こると言われています。この検査は、5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型の発現強度を調べて、男性型脱毛症を発症しやすいかどうかをみる検査です。検査の結果により、「デュタステリド」か、「フィナステリド」のどちらを使用した方が良いのかが分かります。また、この検査により、今後AGA(男性型脱毛症)になるリスク(可能性)も知ることができます。

被験者の前頭部M字部分左右から各3本ずつ、頭頂部から5本の毛髪を毛抜きで抜毛し、聖マリアンナ医科大学にて検査をします。
(抜毛は当クリニックでおこないます)

【前頭部】左右生え際から、それぞれ3本ずつ計6本

【前頭部】左右生え際から、それぞれ3本ずつ計6本

【頭頂部】頭頂部から5本

【頭頂部】頭頂部から5本

抜毛した毛包から、アンドロゲンレセプターの発現強度、5αリダクターゼⅠ型の発現強度、5αリダクターゼⅡ型の発現強度を調べます。
5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型のいずれかの数値が、健常毛の数値より大きい場合、どちらの数値が高いかによって、ご自身に合った薬剤が分かる可能性があります。
検査結果が出るまで約1か月です。
医師から患者さまへ検査結果をお知らせし、処方薬剤を選択します。

典型的症例

典型的症例

※発現強度が強いほど、バンドの太さや明るさといった上図の色が強く発光されます。上図の場合は前頭部より頭頂部の方が強く発光しているため、前頭部より頭頂部の方がAGAになりやすいという結果が出ています。
さらにA2よりA1の方が強く発光していることから、この場合はⅠ型の発現が強いため、「デュタステリド」の方が効果が出る可能性が高いと考えられます。

AGAリスク遺伝子検査(AGA関連遺伝子発現量の測定) 20,900円

※価格は税込です
※検査のみご希望の場合でも初診料(5,500円(税込))が別途かかります

Dクリニック東京のAGA専門外来では、男性ホルモンに対する感受性を調べることができるアンドロレセプター遺伝子検査を行うことができます。
この検査をすることにより、AGAになりやすい体質かどうかが分かり、一人ひとりの治療方法を決定する上でより有用な検査となります。
※血液検査で採取する検体の回収日の関係で、日曜日はお受けいただくことができません。

アンドロゲンレセプター遺伝子のDNA検査

脱毛症の遺伝子診断は、毛根の細胞に強く作用し、脱毛を起こす男性ホルモンの影響を受けやすいかを遺伝子より診断する検査です。
男性ホルモン(アンドロゲン)は毛根細胞の受容体によって受け取られ、その細胞に入って作用するアンドロゲン受容体遺伝子には特定の塩基配列が繰り返し存在する領域があり、この領域が短い人では、AGAが発症しやすい傾向にあることがわかってきています。

この検査はアンドロゲンレセプター遺伝子のDNA塩基を調べることで、男性ホルモンに対する感受性を調べ、AGA(男性型脱毛症)に対して、個々の治療方針を決定する上で非常に有用な検査です。

遺伝子診断結果の判定基準 CAGとGGCという塩基配列が繰り返される領域の長さで、男性ホルモンに対する感受性を予測することが可能です。
【X=CAGrepeat数+GGCrepeat数】
遺伝子診断結果の判定基準 男性ホルモンに対する感受性が高いと予測されます。若年層では予防的にフィナステリド投与、または治療が必要です。
【C群】42≦ Xの場合(長い) 男性ホルモンに対する感受性が低いと予測されます。
しかし、発症しないことは保証できないので、状態によって予防が必要です。

CAG + GCC:17 + 17 = 34

この症例はX=34となり、男性ホルモンに対する感受性が高いと予測されます【A群】。
初診時ハミルトン分類タイプVIから15週目にはタイプVI・タイプIIIまで改善。
男性ホルモンに対する感受性が高く、内服薬の効果が見られる 顕著な例です。
※効果には個人差があります。

CAG + GCC:29 + 17 = 46

初診時ハミルトン分類タイプIII-Vから18週経過後、タイプIIIへと1ステージ改善。
47歳という年齢から加齢の影響もありますが、男性ホルモンに対する感受性が低いため、内服薬の効果は見られませんが、総合的な治療の結果、脱毛の進行は遅延していると思われます。
※効果には個人差があります。

上記2名の治療詳細

治療価格 33,000円/月 (税込)
この治療により
起こる可能性がある副作用
頭皮のかゆみなど※これらの副作用が実際に起こったわけではありません

検査方法

検査方法 血液を採取してDNA塩基配列を調べます。医療機関で行われている通常の血液検査と同じように、左右どちらかの腕から静脈血を約2ml採取します。
その血液からはアンドロゲンレセプター遺伝子だけを検査し、それ以外の遺伝子は検査しません。
日本ではアンドロゲンレセプター遺伝子の検査を行うことができる施設は限られており、当院は数少ない医療機関といえるでしょう。

検査結果

検査結果 検査をもとに解析を行い、約1か月後に結果をご説明いたします。
検査の結果は個人情報となりますので、クリニックで医師からのご説明になります。
電話でのご説明はいたしかねますので、予めご了承ください。

アンドロゲンレセプター遺伝子検査 20,900円

※価格は税込です
※検査のみご希望の場合でも初診料(5,500円(税込))が別途かかります

脱毛症の原因の1つとして考えられる、ミネラルのバランスを調べます。
脱毛症を発症する要因の1つである食生活や生活習慣は、髪の毛の成長と深く関係しています。この検査は体内のミネラルバランスを調べることで、身体の健康状態を客観的に評価することができます。また、ミネラル分析は細胞レベルで、病気を発症する兆候を調べる指標になるものです。健康な人が病気になるまでの過程は、まず細胞レベルでの生化学的な不均衡が生じ、それが組織の変化、臓器の変化、症状、兆候という順に進行し発病するという順序で進みます。この細胞レベルでの生化学反応には、微量元素であるミネラル類が大きく関与しています。ミネラル類は、身体の各組織とそれらの形成に関与するあらゆる酵素の構成要素として存在し、欠くことができないものです。

ミネラル分析を行う理由

一番正確に検査できるからです。
血液では、そのときの環境や体調により変化します。しかし髪の毛はホメオスタシス(体内恒常性)の作用を受けることのない血中成分の排泄物で構成され、血液よりも体内のミネラルバランスを正確に反映します。近年、技術の向上により測定が難しいとされている微量有害金属の測定もミネラル検査により可能となりました。

この検査から不足している、あるいは過多にとり過ぎているミネラル成分とミネラルバランスがわかります。
それぞれのミネラル成分にはそれぞれの役割があり、何かが欠如したり、過多になるとある特定の症状や病気が起こりやすくなります。また1つの成分が体内に多く存在したり、少なくなったりすると他のミネラルに影響を与え、ミネラルバランスが崩れてしまうので、全体的な均衡が非常に大切です。

体内ミネラル成分の役割

ミネラルは必要な栄養の吸収や新陳代謝など、重要な役割を果たしています。
例えば、マグネシウムは酵素の代謝を活性化させる作用があり、ナトリウムやカリウムは体内の細胞の浸透圧を維持し、鉄は筋肉中の酵素の運搬を助ける役割があります。体内におけるミネラルバランスが悪くなると、それぞれの役割が果たせなくなり、病気を誘発しやすくなります。〔新陳代謝における各エレメントの相互関係〕
ミネラルは、地上に存在するすべての生物にとって欠くことのできないものです。新陳代謝はミネラルのバランスに大きく作用されます。
右の図は、ミネラルが不足することによって全システムが影響を受けることを示しています。
(BIOCHEMICAL LAB. EDGEWOOD, NM.USA提供)

体内ミネラル成分の役割

食事療法やサプリメントの補給等をします。
それでもなかなか食事でバランスが取れない場合は、健康食品などのサプリメントを併用し、体内のミネラルバランスを整えます。

この検査は非常に高度な技術を使って微量金属元素を定量するため、ら・べるびぃ予防医学研究所に外注しています。
同社は、毛髪から微量元素を測定するために、ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析装置)という分析装置を使用し、信頼性の高いデータを提供することでも定評があり、また、この高度な測定器を操作する専門の臨床検査技師を備え、検査に関する万全の体制をしいているので安心です。

ミネラル検査 11,000円

※価格は税込です
※検査のみご希望の場合でも初診料(5,500円(税込))が別途かかります

当日のご来院・ご予約につきましては、
お電話にてお問い合わせください。

お電話でのご予約・お問い合わせ 03-4335-7810

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